●  "A Course in Miracles (ACIM)""Text" (1975年版) の英語原文を、単に翻訳するだけでなく、精読、精解していくワークショップです。
●  Title に、たとえば T-26.IV.4:7 とありましたら、これは "Text" の Chapter 26、Section IV、Paragraph 4、Sentence 7 という場所を示しています。
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T-11.III.1-1 ~ T-11.III.2:5

 

III. From Darkness to Light
闇から光へ
 
 
1. When you are weary, remember you have hurt yourself. Your comforter will rest you, but you cannot.
  • weary [wí(ə)ri] : 「疲れた、うんざりした」
  • remember [rimémbə(r)] : 「〜を思い出す、〜を覚えている」
  • hurt [hə́ː(r)t] : 「〜を傷つける」
  • comforter [kʌ́mfərtər] : 「慰める人、聖霊」
  • rest [rést] : 「〜を休ませる、休息させる、休憩させる」
❖ "When you are ~ "「あなたが疲れきった時、」"remember you have ~ "「あなたがあなた自身を傷つけていると思い出しなさい」。"Your comforter ~ "「あなたを慰めてくれる人が、あなたを休ませてくれるだろう」。"but you cannot"「しかし、あなたにはそれができない」。"Your comforter"は、もちろんホーリー・スピリットのこと。



You do not know how, for if you did you could never have grown weary.
  • grown [gróun] : 「growの過去分詞形」
  • grow [gróu] : 「〜の状態になる」
❖ "You do not ~ "「あなたは、どうやって自分を休ませるか、その方法を知らない」。"for if you did you ~ "仮定法、「もしあなたがその方法を知っているなら、あなたは決して疲れきったりしなかっただろう」。



Unless you hurt yourself you could never suffer in any way, for that is not God's will for his Son.
  • Unless [ənlés] : 「〜でない限り、もし〜でなければ 」
  • suffer [sʌ́fə(r)] : 「苦しむ、苦痛を感じる、不快な経験をする」
  • in any way : 「何らか、多少なりとも、決して、形はどうあれ」
  • will [wíl] : 「意志、精神力、願望」
❖ "Unless you hurt ~ "「あなたがあなた自身を傷つけない限り、」"you could never ~ "「あなたは決して苦しむことはない」。"for that is not ~ "「なぜなら、それは、あなたに対する神の意思ではないからだ」。



Pain is not of him, for he knows no attack and his peace surrounds you silently.
  • Pain [péin] : 「痛み、痛覚、疼痛、苦痛、骨折り、苦労」
  • of : 「〜からの、〜のうちの」
  • attack [ətǽk] : 「攻撃、暴行、襲撃」
  • peace [píːs] : 「平和、安らぎ、平穏、安心、安定」
  • surround [səráund] : 「包囲する、取り囲む」
  • silently [sáiləntli] : 「静かに、黙って、無言で」
❖ "Pain is not ~ "「苦痛は神からやって来るものではない」。"for he knows no attack ~ "「なぜなら、神は攻撃というものを一切知らないし、」"and his peace surrounds ~ "「神の平和が、静かにあなたを包んでいるのだから」。



God is very quiet, for there is no conflict in him. Conflict is the root of all evil, for being blind it does not see whom it attacks.
  • quiet [kwáiət] : 「静かな、静粛な、無口な、寡黙な、物静かな」
  • conflict [kɑ́nflikt] : 「摩擦、葛藤、争い、紛争」
  • root [rúːt] : 「根、根元、根底、ふもと」
  • evil [íːvl] : 「害悪、悪、弊害」
  • blind [bláind] : 「目の見えない、盲目の」
  • attack [ətǽk] : 「〜を襲う、〜を攻撃する、〜を非難する」
❖ "God is very ~ "「神はもの静かである」。"for there is no ~ "「なぜなら、神の中にコンフリクトが一つもないからだ」。"Conflict is the root ~ "「コンフリクトは諸悪の根源である」。"for being blind it ~ "分詞構文、理由、「なぜなら、コンフリクトは盲目であるので、いったい誰を攻撃しているのかわからないからである」。我々がホーリー・スピリットだけを師として生きているなら、コンフリクトを起こすことはない。しかし、実際は、そこにエゴが介入し、エゴの唆(そそのか)しによって心に矛盾が生じ、コンフリクトを起こしてしまう。攻撃はエゴの十八番であり、我々は他者を非難、攻撃する。しかし、その攻撃の根本理由を、我々は知っていないのである。誰彼構わず攻撃し、結果、諸悪が生まれる。



Yet it always attacks the Son of God, and the Son of God is you.
  • always [ɔ́ː(l)weiz] : 「いつも、相変わらず、常に、前々から」
❖ "Yet it always ~ "「しかし、コンフリクトはいつも神の子を攻撃する」。"and the Son of God ~ "「そして、神の子とは、あなたなのである」。コンフリクトを起こした心は、誰彼構わず攻撃するが、攻撃のターゲットは他者であり、同胞であり、詰まるところ神の子である。ところが、あなたと同胞は同一であるから(自他一如)、他者を攻撃することは自分自身を攻撃していることになるのである。



2. God's Son is indeed in need of comfort, for he knows not what he does, believing his will is not his own.
  • indeed [indíːd] : 「実に、本当に、確かに」
  • in need of : 「〜を必要としている」
  • comfort [kʌ́mfə(r)t] : 「癒やし、安らぎ、安楽、楽しみ、慰め」
❖ "God's Son is ~ "「確かに、神の子は癒される必要がある」。ここの"comfort"は、ほぼ"healing"に近い意味であろう。"for he knows not ~ "「なぜなら、神の子は自分が何をしているか知っていないからだ」。"believing his will ~ "分詞構文、理由、「神の子の意思は自分自身のものでないと信じているので、」神の子は自分が何をしているか知っていないからだ。苦痛は、自分で自分を傷つけている結果であった。そんなことをしている自分に気付いていない。あたかもエゴの操り人形になって、自分の意思さえ自分のものではないと信じている。



The Kingdom is his, and yet he wanders homeless. At home in God he is lonely, and amid all his brothers he is friendless.
  • wander [wɑ́ndə(r)] : 「さまよう、迷う、迷子になる」
  • homeless [hóumlis] : 「家のない、住む家もない、住処を失った」
  • lonely [lóunli] : 「寂しい、ひとりの、孤独の、孤立した」
  • amid [əmíd] : 「〜に囲まれて、〜の真ん中に」
  • friendless [fréndlis] : 「友のない」
❖ "The Kingdom ~ "「王国は神の子のものである」。"At home in God ~ "「神の中の家にいるというのに、神の子は孤独を感じ、」"and amid all his ~ "「そして、同胞の中にいながら、神の子は友達もいない」。神の子は深い眠りの中で王国を離れ、さまよい歩いている。しかし、それは夢であり、本当は神の元を一歩も離れてはいない。孤独も夢であり、友がいないことも夢である。



Would God let this be real, when he did not will to be alone himself?
  • real [ríː(ə)l] : 「実在的な、現実の、実際の」
  • alone [əlóun] : 「独りで、ただ〜だけで」
❖ "Would God let ~ "「神はこれを現実のものとしようと欲するだろうか」。これとは、神の子がさすらい、孤独であること。"when he did not ~ "「神自身、一人であることを意図しなかったのに」。神は一人であることを嫌って、神の子を創造した。その神の子が幻想の中でさすらい、孤独にさいなまれている。その幻想を、神が現実化しようなどと思うはずがない。



And if your will is his it cannot be true of you, because it is not true of him.
  • be true of : 「〜についてもいえる、〜に当てはまる」
❖ "And if your will ~ "「そして、もしあなたの意思が神の意思でもあるなら、」"it cannot be ~ "「それ(孤独でさすらうこと)はあなたに当てはまるものではない」。"because it is not true ~ "「なぜなら、それは神にも当てはまるものではないからだ」。孤独、孤立、さすらい、それらは神の子にはふさわしくない。なぜなら、神はそれを望んでいないから。
 
 
 

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